2021年3月18日木曜日

リモート理科授業で子どもたちが作ったミヤマシジミグッズ



Key chain of Plebejus argyrognomon designed
by elementary school students
3年生がデザインしたミヤマシジミのキーホルダー
雌雄と裏表がわかりますか?大きさ65mm,実寸の2.5倍

 本研究会では,子どもたちにミヤマシジミの大切さを知ってもらうために伊那市伊那西小学校において,3年生の理科の授業でミヤマシジミの観察や飼育の指導する活動を行ってきました.今年度は本研究会の江田慧子事務局長が,勤務先の帝京科学大学の地域連携活動助成を受け,コロナ禍の中,理科授業の中でバタフライガーデンを作成したり、オオムラサキやミヤマシジミの飼育に取り組んできた伊那西小学校の3年生・4年生を対象に「リモート理科授業において子どもたちと創る蝶グッズ」をテーマに授業を行いました.

 昨年の10月から4回のZOOMを使ったオンライン授業を行い,この3月に素敵なグッズが出来上がったので紹介します.

帝京科学大学からオンラインで授業.子供たちが育ててきたミヤマシジミを
どんなグッズにすればよいかみんなでディスカッションして企画を固める作業

キーホルダーときまって早速デザインを

実際の標本も観察

 ミヤマシジミの雌雄や表裏を正確に表現しようということで,実際の標本を観察して苦労して図鑑に負けない原画が出来ました.これをプラバンにプリントして素敵なキーホルダーができました.また絶滅危惧種のミヤマシジミをみんなに知ってもらうためにプレゼント用のマグカップも作りました.

子どもたちが描いたミヤマシジミの絵をプリントしたマグカップ.
家族にプレゼントしてミヤマシジミのことを伝える

4年生は,1年間育てて成虫を森に帰したオオムラサキのキーホルダーとエコバッグを作りました.

オオムラサキのキーホルダー
左右の大きさが違うのは?

Sasakia charondaの学名入り