2020年4月18日土曜日

ギフ・ヒメギフチョウの調査ルート「塩の道」The Solt Road

カタクリの花とヒメギフチョウ(2020/4/17)
 Luehdorfia puziloi visiting the flower of Erythronium japonicum

新型コロナウイルスの影響で,本日(4月18日)計画されていた小谷村のギフ・ヒメギフチョウ観察会は中止.ミヤマシジミ研究会では平成26年以来,小谷村のギフ・ヒメギフチョウの調査を行っています.毎年観察会の様子をアップしていますが,今年はかわりに調査ルートの「塩の道」のスナップを紹介します.

塩の道の石仏群
Stone images of the Buddha standing alone the Solt Road.
In old times people  conveyed the solt from Japan Sea to inland along the Solt Road

木で彫られた道祖神
Doso-shin (Taoist Gog) 
大網峠越え道標
Guidepost to Ohami Pass











 塩の道とは、海または、川舟の終着から内陸地へと、塩が運ばれた道の通称である。松本~糸魚川までの、塩の道は、途中の小谷村千国宿から名が由来し、千国街道と呼ばれている。「塩の道=千国街道」と解釈されるようになったのは、その道筋に、古道がそのままの姿を残す景色が残っているからと思われる。
 大網峠越えは、高度差があること、積雪が多く、積雪期は、牛が使えずに、人の背に頼るだけであった。人里はなれている、峠越えの塩の道には、当時の面影を伝える、石仏、牛の水飲み場、ウトウなどがあり、当時を偲ぶコースとして歩くことができます。( 古道 塩の道 千国街道より http://www.fumoto.info/ 引用)

 まだ肌寒い塩の道で見かけた生きもの

成虫で越冬し,春先から現れてなわばりを張るテングチョウ
Libythea celtis
キクザキイチゲ キンポウゲ科イチリンソウ属 
3~5月 特徴 山地の落葉樹林内に見られる多年草で,
分布は北海道,本州(近畿地方以北)花茎は高さ10cmほど.
Anemone pseudo-altaica

雨飾山(1963m) 校庭のサクラは満開
Mt Amakazari and Cherry blossoms in full bloom
ヒメギフチョウ
Luehdorfia puziloi

六地蔵 毎年ギフチョウとヒメギフチョウが飛び交うのを眺
めている.六地蔵は火葬場があった場所に祀わられている
ことが多いといわれている.
Jizo, the guardian deity of children is the most popular Buddha
 in Japan, we can see on the roadside.
Six Jizo sometimes indicates the cremation place in the past.