2024年12月28日土曜日

ミヤマシジミ研究会 2024年度活動報告会の報告


令和6年度の講演会・活動報告会のテーマ  
- 保全活動の現場から -

日時:令和6年12月14日(土)13:30~17:00
会場:道の駅大芝高原 森の学び舎 (入場無料・事前申込み不要)
〒399-4511 長野県上伊那郡南箕輪村4825−1  TEL:0265-72-2180

(趣旨)
 ミヤマシジミ研究会の活動報告会は,ミヤマシジミを守る活動に係わっている人々が情報を交換するとともに交流を深め,さらに絶滅危惧種や生物多様性の保全・保護活動の一層の推進と拡大を図ることを目的として毎年開催しております.
 今年は基調講演として安曇野のオオルリシジミ保護対策会議代表の那須野雅好氏に,埋蔵文化財の制度を参考にした安曇野市における希少種保全の画期的な取り組みについてお話をいただきます.続いて保全活動の現場から,コマツナギ管理と草刈り時期の提言や人工産卵技術の実践事例などを報告してもらい,質問や意見交換など会場の参加者を含めた総合討論の場を企画しました.
 
 以下に研究会の様子を報告します.

研究会会場となった信州大芝高原の道の駅にある
森の学び舎(南箕輪村防災研修センター)多目的ホール
椅子を急遽追加するほど開会前から多くの方が来場
参加者は57名であった

プログラム:
13:00 受付開始
13:30 開会 進行 江田慧子(関西学院大学)
     挨拶 中村寛志会長 
中村会長の挨拶と今回のテーマ説明
13:35 基調講演 
「埋蔵文化財とミヤマシジミ~安曇野市におけるレッドデータブック活用術~」
 那須野雅好 氏(オオルリシジミ保護対策会議代表)
 
那須野雅好氏(オオルリシジミ保護対策会議代表)

(講演要旨)
 近年,国や県を始め市町村レベルでも「レッドデータブック(以下 RDB)」を作成する公共団体等が増えてきました.しかし,RDB だけでは単なるリストに過ぎず,希少種等の生息地が開発計画の中にあってもそれを保全する仕組みや手段は限られています.
 長野県安曇野市では市版 RDB の作成に加えて「安曇野市生物多様性アドバイザー会議」を創設し,希少種等保全のための独自の対策を行ってきました.その手法は埋蔵文化財保護に習い,計画段階での開発行為の把握と,開発事業者との事前協議により,適切なミチゲーション(Mitigation)を導き出すというものです.
 埋蔵文化財は,法律により開発行為前の届出が義務付けられ,遺跡がある場合は発掘調査を行い,記録保存や出土遺物の保管・活用がどの自治体でも行われています.それに伴い考古学の専門職の採用も進められてきました.それに比べると生物種のおかれている現状は厳しく,希少種保全のための制度が無いため,RDBを作成しても実際の保全に活用されない現状がみられます.安曇野市の事例はどの地方自治体でも実施可能で現実的な手法と考えています.このような手法が広がり将来制度化され,RDBを活用した希少種保全が全ての自治体で行われることを願っています.
             (発表スライドから)
ミヤマシジミ(交尾ペア)とウラナミシジミ(右)

講演の内容一覧

安曇野市版レッドデータブック

14:15 活動報告
(1)「畦畔のコマツナギの管理と草刈り時期」
出戸秀典 氏(ミヤマシジミ里の会)
出戸秀典 氏(ミヤマシジミ里の会・事務局長)

(発表スライドから)

飯島町と中川村にはミヤマシジミが高密度に生息する畦畔が点々と残されている.
その畦畔は色々なタイミングで色々な方法で草刈りが行われる.

研究の結果,草刈りの頻度・高さ・時期で
ミヤマシジミに最適な草刈り条件が明らかになった

ミヤマシジミ保全のための草刈りで希少な在来植物を守ることにも繋がります

(2) 人工産卵事例1「新たにミヤマシジミの生息地をつくる」
   岡村 裕 氏(伊那ミヤマシジミを守る会)

岡村 裕 氏(伊那ミヤマシジミを守る会会長)

(発表資料から)

(3) 人工産卵事例2「辰野東小学校」
      土田秀実 氏(辰野生きものネットワーク)

土田秀実 氏(辰野生きものネットワーク会長)
(発表スライドから)

辰野東小学校3年生のクラスで昆虫教室

構内にコマツナギを植栽してミヤマシジミ成虫を導入

ミヤマシジミ保護区が誕生

15:30 事例報告
(1)「ミヤマシジミ保護区の設置」 唐澤 聡 氏(NTN株式会社長野製作所)
唐澤 聡 氏(NTN株式会社長野製作所)
(活動事例要旨)
 NTN株式会社 長野製作所 は、NTN環境基本方針のもと「生物多様性への取り組み」の一環として、2019年に長野県と「生物多様性保全パートナーシップ協定」を締結しミヤマシジミの保護活動を実施させていただいています。
 2020年から2023年までは1化成虫が年々増加してくれましたが、2024年は前々年より減少してしまいました。前年は保護ケージ内の発生が少なく、屋外の発生が多かったのですが、2024年はその逆の現象となりました。このことから、産卵場所の温度やコマツナギの生育状況などの環境変化で、生存率が大きく変動するのではないかと思われます。したがいまして、保護区の環境は統一せず、保護ケージを複数個準備し、傾斜地や平坦地など変化があったほうが良いかもしれません。
 2024年6月末に保護ケージ内でアブラムシが大発生して、やむなく農薬散布して駆除しました。その影響のため2化の発生には期待していませんでしたが、7月に保護ケージから2化成虫が44匹発生し、さらに3化成虫は142匹の大発生となりました。この保護ケージで大発生してくれた要因は分かりませんが、ハチなどの外敵から保護するために、今年の春に保護ケージを目の細かな網に取替えたことも良かったかもしれません。2024年は過去最高 506匹 の成虫が確認できましたので、今後も更なる定着化に取り組んで参ります。

(発表スライドから)
製作所構内に保護区設置(2019年)


ミヤマシジミ成虫発生数
順調に増加

     (2)「ミヤマシジミ保護活動の報告」 宮田紀英 氏(わかぜん)

宮田紀英 氏(わかぜん)
(活動事例要旨)
 「わかぜん」は2023年に発足した保全団体で、長野県を中心とする全国約60名の10-20代の若者が環境保全を行っている(公式X:https://x.com/wakazenkoushiki)。わかぜんは他保全団体とのコラボ活動を展開しているが、ミヤマシジミについては独自に保全計画を作成したうえで主体的な活動を行っている。
 保全地は池田町の高瀬川河川敷に位置し、4ヶ所のコアエリアを持つ。活動は主に外来種駆除であり、ハリエンジュやシナダレスズメガヤ、コセンダングサ、メマツヨイグサといった在来生態系に大きな影響を及ぼしうる種を取り除いている。また、個体数のモニタリングや生息地を含むゴルフ場利用者への看板や直接の対話による呼びかけ、普及啓発も行っている。活動の成果として、ミヤマシジミ個体数の増加と草原生態系の回復が挙げられる。前者について、2024年はミヤマシジミの最も多かった日の個体数が52頭と、2020年の7頭と比べ大きく増加した。そして、草原環境全体が回復したことでミヤマシジミの吸蜜源が増えるとともに、他の草原性の動植物がよく見られるようになった。また、外来種の駆除方法がほぼ確立し、周辺地域にも適用可能となった。
 今後の展望として、現在の4つのコアエリアのより強固な接続、周辺地域の保全などが挙げられる。また、有識者と連携して現在の保全地で域外保全の技術を確立させることで、危急度の高い地域のミヤマシジミの救済にも着手したいと考えている。

(発表スライドから)

わかものの集まりです


絶滅危惧種の保全活動

ミヤマシジミ保護活動の成果


15:50 意見交換 
 最後に発表者と会場の皆さんとの意見交換会を行いました.多くの質問や意見が出るとともに,各地のミヤマシジミの生息状況などが参加者から報告されました.予定した70分はあっという間に過ぎてしまい今年の研究活動報告会が終了しました.

和やかに意見交換

中村会長がミヤマシジミの研究事例を紹介

希少な生き物の保全を述べる那須野氏

会場風景

主催:ミヤマシジミ研究会
後援:信州生物多様性ネットきずな,ミヤマ株式会社,NTN株式会社長野製作所

2024年10月16日水曜日

ミヤマシジミ研究会・報告会(12月14日)のお知らせ

 


ミヤマシジミ研究会は,身近な自然環境を大切にし,絶滅危惧種の保全に関心のある人々が集まり,みんなで里山の小さな命を守っていく活動を行っています.その一環として毎年12月に講演会と活動報告会を開催しております.基調講演として安曇野のオオルリシジミ保護対策会議代表の那須野雅好氏に,埋蔵文化財の制度を参考にした安曇野市における希少種保全の画期的な取り組みについてお話をいただきます.続いて保全活動の現場から,コマツナギ管理と草刈り時期の提言や人工産卵技術の実践事例を報告してもらい,質問や意見交換など会場の参加者を含めた総合討論の場を予定しています.昆虫や自然,また絶滅危惧種の保全に興味のある方のご来場をお待ちしています. 

日  時:2024年12月14日(土)13:30~17:00(開場13:00)
会  場:道の駅大芝高原 森の学び舎(入場無料・事前申し込み不要)
     〒399-4511長野県上伊那郡南箕輪村4825−1  TEL:0265-72-2180
プログラム:
1300 受付開始
1330 開会 進行 江田慧子(関西学院大学)  
        挨拶 中村寛志会長   
1335 基調講演 「埋蔵文化財とミヤマシジミ」 
             那須野雅好氏(オオルリシジミ保護対策会議代表)
1415 活動報告
  (1)「畦畔のコマツナギの管理と草刈り時期」
             出戸秀典氏(ミヤマシジミ里の会)
 (2)「人工産卵事例1(伊那西小学校)」
              岡本 裕 氏(伊那ミヤマシジミを守る会)
 (3)「人工産卵事例2(辰野東小学校)」
      土田秀実 氏(辰野生きものネットワーク)
 (4) 追加報告
 
1520 休憩 
1530 意見交換 
1700 閉会 
 
主催:ミヤマシジミ研究会  
後援:信州生物多様性ネットきずな,ミヤマ株式会社,NTN株式会社長野製作所
 
問合せ・報告申込先:
ミヤマシジミ研究会(会長 中村寛志)
399-4511 長野県上伊那郡南箕輪村8021-8
TelFax: 0265-74-8426 Mobile 090-3558-5472
E-mail: insect2home@inacatv.ne.jp

2024年9月15日日曜日

令和6年度第2回昆虫観察会(伊那市民の森)

 

2024年9月14日(土)に,ミヤマシジミ研究会と伊那市の主催で,伊那市横山地区にある市民の森(鳩吹公園とますみが丘平地林)において「平成6年度第2回昆虫観察学習会」を実施しました.昆虫マイスター初級講座2024(2)として昆虫を採集しながらミヤマシジミと秋のトンボの学習を行いました.

     1.絶滅が心配されているミヤマシジミの成虫を観察しよう
          2.ミヤマシジミの幼虫とアリを探そう
          3.秋の昆虫を捕まえよう
          4.うまくスケッチができるようになろう
鳩吹き公園の保護区でミヤマシジミを観察

捕まえたチョウを三角紙に入れる方法を学ぶ

ミヤマシジミは3世代目の成虫がコマツナギの回りを舞っていて,青色のオスと茶色のメスを観察することができた.また赤トンボ類ではアキアカネ,ナツアカネ,コノシメトンボ,ウスバキトンボが採集できました.

捕まえた昆虫の名前を調べました

自分が採集したチョウやトンボや昆虫の名前を調べてみんなに発表.スケッチも描いてもみんなに披露しました.最後に中村寛志会長よりマイスター初級講座の修了証書を受け取りました.参加者は9家族25名でした.

信濃毎日新聞に紹介されました


2024年7月15日月曜日

令和6年度第1回昆虫観察会(新山トンボの楽園)

 

2024年7月13日(土)に,ミヤマシジミ研究会と伊那市の主催で,伊那市富県上新山にあるトンボの楽園において「平成6年度第1回昆虫観察学習会」を実施しました.2020年から始めた昆虫マイスター初級講座2024(1)として次のような学習をしながらトンボの観察と学習を行いました.

1.日本一小さいハッチョウトンボを観察しよう
     2オスとメスの区別ができるかな 
     3.楽園のいろんなトンボを観察しよう
     4.トンボをスケッチしよう

梅雨の晴れ間の観察日和になりました.
伊那市耕地林務課の井口英史氏が挨拶と諸注意

日本トンボ学会会員の福本匡志氏が
ハッチョウトンボについて解説


ハッチョウトンボのオス

丁度ハッチョウトンボの発生のピークで,池の周りで1円玉くらいの小さなハッチョウトンボをたくさん観察できました.またそれ以外にキイトトンボやショウジョウトンボなどいろんなトンボを見つけてスケッチをしました.

キイトトンボのオス


福本氏が持ってきたトンボの標本を見て名前を確認

自分が観察したトンボや昆虫の名前を調べてみんなに発表.スケッチも描いてもみんなに披露しました.最後に中村寛志会長よりマイスター初級講座の修了証書を受け取りました.参加者は15家族41名でした.

2024年7月1日月曜日

第12回環境展

 

井原道夫氏出品の標本

 私たちミヤマシジミ研究会は,ミヤマシジミをはじめ絶滅の危機に瀕している生きものの保全・保護活動を行っています.その活動の一環として毎年,伊那市役所ロビーで環境展を行っています.今年度から10年ぶりに長野県のレッドデータブックの改訂作業が始まりました。そこで第12回目の環境展は「伊那谷の希少なチョウの標本と写真」をテーマに,伊那谷の絶滅危惧種のチョウの標本や写真などを紹介します.日本鱗翅学会の井原道夫氏と辰野いきものネットワークの土田秀実氏所蔵のチョウの標本と会員の撮影したきれいなミヤマシジミの写真など,ぜひ足を止めて珍しい貴重な美しいチョウをご覧ください.

  日時 令和5年2月19日(月)~3月1日(金)

  場所 伊那市役所ロビー

  展示物 *ミヤマシジミのいい写真 
      *伊那谷の絶滅危惧種のチョウの標本
        *希少なチョウの写真と標本
  標本と写真
 里山のチョウ:ヤマキチョウ、コヒョウモンモドキ、オオムラサキ、ギフチョウ、チャマダラセセリなど
    希少なシジミチョウ:ミヤマシジミ、ゴマシジミ、ベニモンカラスシジミ、ヒサマツミドリシジミなど
    高山チョウ:ベニヒカゲ、クモマベニヒカゲ、ミヤマシロチョウ、コヒオドシ、クモマツマキチョウなど

  
  以下に展示品と会場の様子を紹介します












第4回 自然ふれあい講座 セミのぬけがらを探せ! 2024のご案内

 

 

第4回自然ふれあい講座  セミのぬけがらを探せ! 2024アブラゼミの抜け殻のご案内

日時: 令和6年8月4日(日)10時〜12時
会場: 伊那市鳩吹公園
集合場所: 伊那市鳩吹公園ぽっ歩館前
持ち物: 飲み物、帽子、タオル、筆記用具
参加費: 無料
対象・定員: 主に小学生・20名
申込方法: ながの電子申請サービス(長野県)で受け付けます。
右のQRコードにアクセスして申込んでください。
申込期間: 7月1日〜8月3日(定員になり次第〆切)
雨天: 小雨決行
主催: 長野県環境保全研究所
共催: 伊那市
企画協力:自然観察指導員長野県連絡会、セミの抜け殻しらべ市民ネット
お問合せ先:長野県環境保全研究所(担当)栗林
〒381-0075 長野市北郷2054-120
TEL 026-239-1031 / FAX 026-239-2929
Eメールkanken-shizen@pref.nagano.lg.jp
当日連絡090-1041-9222
このイベントは、信州環境カレッジ「地域講座」登録講座です。ぜひご参加ください!
信州環境カレッジのWEBサイトはこちら⇒https://shinshu-ecollege.pref.nagano.lg.jp

2023年12月11日月曜日

ミヤマシジミサミット2023 報告

 

ミヤマシジミサミット


サミット会場(飯島町文化館)入り口

文化館のホワイエでチョウの標本と活動成果の展示
 伊那ミヤマシジミを守る会(岡村 裕 氏)
  宮田村産業振興課(平沢正典 氏)
 ミヤマシジミなどのチョウの標本(ミヤマシジミ研究会・井原道夫氏)

 ミヤマシジミ研究会は,絶滅危惧種である里山の小さな命ミヤマシジミを守っていく活動に係わっている人々が集まり,情報を交換するとともに交流を深め,さらに絶滅危惧種や生物多様性の保全・保護活動の一層の推進と拡大を図る活動を行っています.その一環として2023年度は飯島町文化館においてミヤマシジミ・サミット2023と題して 「ミヤマシジミの保全手法」をテーマにとりあげ,長野県環境保全研究所の須賀丈自然環境部長と東京大学大学院の宮下直教授に基調講演をしていただきました.さらに保全団体などによる活動報告が10件ありました.

以下にその内容を紹介します.

プログラム 

1330 開会 挨拶

ミヤマシジミ研究会会長の中村寛志より挨拶

飯島町新町長の唐沢隆氏より挨拶

司会の横尾早衣子氏(ミヤマ株式会社)

1340 基調講演1 「長野県の絶滅危惧種と環境の変化」 
                                    須賀 丈 氏(長野県環境保全研究所 自然環境部長)
 須賀 丈 氏

会場風景 

   基調講演2 「『ソバとシジミチョウ』再考‐人と自然の関係を取りもどすには?」                                     宮下 直 氏(東京大学大学院 教授

オンラインや会場から熱心な質問


1455 保全団体の活動報告
    (1)伊那市役所耕地林務課      
発表者の北原和樹氏

伊那市役所耕地林務課の発表タイトル

(2)ミヤマシジミ里の会       


発表者の出戸秀典 氏

ミヤマシジミ里の会の発表タイトル

(3) NTN株式会社 長野製作所     

発表者の唐澤 聡 氏

NTN株式会社 長野製作所の発表タイトル

(4)辰野生きものネットワーク    

辰野生きものネットワークの発表内容

発表者の土田秀実 氏

(5)中川村公民館             

 発表者の松村敦史 氏

中川村公民館の発表タイトル

(6)伊那西小学校              

伊那西小学校の発表タイトル

発表者の岡部あすか 氏

(7)天竜川上流事務所伊那出張所   

天竜川上流事務所伊那出張所の発表タイトル

発表者の刈田 晃 氏

(8)日本鱗翅学会信越支部        

ミヤマシジミ野の分布変遷
井原氏の発表より

発表者の井原道夫 氏

(9) 高瀬川を愛する会          

高瀬川を愛する会の発表タイトル


発表者の吉富政宣 氏

(10) 波田希少動植物保存会      

波田希少動植物保存会の発表タイトル

発表者の清沢るり子 氏
             
                   (11)日本鱗翅学会自然保護委員会        

長野県のチョウの候補種

 発表者の福本匡志 氏

1605よりパネルディスカッションを予定していましたが,発表が長引いたのでコメンテーターの須賀丈 氏と宮下直 氏から総評をいただいて、このセクションを終了しました.

1630 大会宣言 午前中に行われた活動団体の代表による「ミヤマシジミ会議」によってまとめられた大会宣言を中村会長が読み上げ会場全員の拍手によって採択されました.

大会宣言を読み上げる会長

大会宣言全文

1640 閉会  サミット参加者は会場84名,オンラインで22名,計106名もの方々が参加された.熱心な質問なども出てミヤマシジミの保全活動をより一層推進していく原動力が得られたサミットとなりました.