ミヤマシジミ研究会は,身近な自然環境を大切にし,絶滅危惧種の保全に関心のある人々が集まり,みんなで里山の小さな命を守っていく活動を行っています.その一環として毎年12月に講演会と活動報告会を開催しております.基調講演として安曇野のオオルリシジミ保護対策会議代表の那須野雅好氏に,埋蔵文化財の制度を参考にした安曇野市における希少種保全の画期的な取り組みについてお話をいただきます.続いて保全活動の現場から,コマツナギ管理と草刈り時期の提言や人工産卵技術の実践事例を報告してもらい,質問や意見交換など会場の参加者を含めた総合討論の場を予定しています.昆虫や自然,また絶滅危惧種の保全に興味のある方のご来場をお待ちしています.
会 場:道の駅大芝高原 森の学び舎(入場無料・事前申し込み不要)
〒399-4511長野県上伊那郡南箕輪村4825−1 TEL:0265-72-2180
13:00 受付開始
13:30 開会 進行 江田慧子(関西学院大学)
挨拶 中村寛志会長
13:35 基調講演 「埋蔵文化財とミヤマシジミ」
那須野雅好氏(オオルリシジミ保護対策会議代表)
14:15 活動報告
(1)「畦畔のコマツナギの管理と草刈り時期」
出戸秀典氏(ミヤマシジミ里の会)
(2)「人工産卵事例1(伊那西小学校)」
岡本 裕 氏(伊那ミヤマシジミを守る会)
(3)「人工産卵事例2(辰野東小学校)」
土田秀実 氏(辰野生きものネットワーク)
(4) 追加報告
15:30 意見交換
17:00 閉会
後援:信州生物多様性ネットきずな,ミヤマ株式会社,NTN株式会社長野製作所
ミヤマシジミ研究会(会長 中村寛志)
〒399-4511 長野県上伊那郡南箕輪村8021-8